業務効率化、コスト削減をもたらすBPOとは？アウトソーシングとの違いも解説
皆様は「BPO」という言葉をご存じでしょうか？
ニュースや広告、会議など最近どこかで目にした、もしくは耳にしたことがあるかもしれません。
近年、人手不足の解決策や新型コロナウイルスの感染拡大へのBCP（事業継続計画）対策として、また業務効率化やコスト削減という面で非常に注目を浴びている「BPO」ですが、はたしてどのような意味なのでしょうか？
※ この記事は以下のような人におすすめ！ ※
BPOの意味について知りたい
BPOとアウトソーシングの違いについて知りたい
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■目次
・まとめ
BPOとは
BPOとは、「Business Process Outsourcing」(読み：ビジネス プロセス アウトソーシング)の略で、自社の業務における設計から運用までの一連のプロセスを、外部の専門業者に委託することです。
専門性を持つ委託業者を活用することにより、業務の品質向上やコスト削減が期待できます。また、フロントオフィス業務においては顧客満足度向上が見込まれます。
顧客との接点が多い電話での問い合わせ対応では、人手不足から適切な体制が用意できずに兼務となることで対応が遅れてしまったり、必要な知識・スキルを持っていないスタッフが対応することで間違った回答をしてしまったりと、顧客満足度を低下させてしまう恐れがあります。
そこで、専門のコールセンターにて適切な体制で迅速かつ丁寧な対応をすることにより、顧客満足度を向上させることが可能です。
アウトソーシングとは
BPOと似たような言葉で、「アウトソーシング」(Outsourcing)という言葉もあります。このアウトソーシングとは、業務に必要な人材、資材、サービスといった資源を外部から調達することや、業務の一部を委託するという意味です。
こちらも、BPOと同じく業務品質向上やコスト削減といった経営面でのメリットが期待できます。
BPOとアウトソーシングの違いとは
ではこの二つの違いとは何なのでしょうか？それは、委託する内容が業務単体か一連の業務プロセスかという点です。
ある業務が発生した場合、設計から運用、管理までの一連の業務プロセスを外部の業者へ委託することがBPOであり、一方で業務プロセス内の一部分を切り取って外部の業者へ委託することがアウトソーシングです。
例：キャンペーン事務局を委託する場合
■BPOでは・・・
応募はがきの受付および抽選、当選者情報のデータ入力、問い合わせ対応(コールセンター窓口)、商品の発送など、事務局を運営するうえで発生する一連の業務プロセスの設計、運用の委託
■アウトソーシングでは・・・
応募者からの問い合わせ対応(コールセンター窓口)などのすでに設計された業務の部分的な委託
BPOは業務プロセスを一括で外部委託することでの経営改革を目的しており、アウトソーシングは業務プロセスの一部分を外部委託することでの業務改善が目的となります。
BPO＝経営規模 アウトソーシング＝業務規模
BPOサービスの具体的な活用例は、以下のページにご用意しております。
参考までにぜひチェックしてみてください。
https://www.kokuwa.co.jp/contact-center
まとめ
ここまでBPOとアウトソーシングの意味について、そして二つの違いについて説明いたしました。
BPOとは、自社業務における一連のプロセスを包括的に委託するという意味であり、アウトソーシングとは自社業務におけるプロセスの一部を委託するという意味です。
どちらも業務の品質向上、効率化、コスト削減など多くのメリットをもたらすことがあります。「BPO」や「アウトソーシング」の意味を理解することができましたでしょうか？
もし先述したメリットを目標に掲げている場合や、業務改善でお困りの場合はぜひ一度国和システムにご相談くださいませ。現状の課題をお伺いしたうえで、皆様に寄り添った解決策をご提案いたします。
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